2/17(水)〜/28(日)大西暢夫写真展+映画上映「家族の軌跡〜3.11の記憶から」

※写真は、津波で母親を亡くした姉弟が、まったく近づかなかった海に初めて行った時の作品。

「僕はカメラマンであるが、写真や映像を撮るということの当たり前は前提にあっても、右手でシャッターを切りながら左手を差し伸べる行為だけは、忘れていないつもりだ。」(大西暢夫)

東日本大震災の発生から、まもなく5年が経とうとしています。時間が経つにつれ、横浜に暮らす私たちが、東北の被災地のことを思い、想像することが難しくなっています。

そこで、震災直後から東北各地に足を運び、被災地の「その後」を生きる家族に寄り添いながらその姿を撮影してきた写真家・大西暢夫さんの写真展と映画上映会を企画しました。
本展では写真約30点を展示します。

上映会には監督の大西さんも来てくださいます。大西さんにこの映画をつくった経緯やエピソード、被災地のいまについてのお話を聞きながら、被災地のいまに思いをよせ、私たちに何ができるのかを一緒に考える機会にしたいと思います。

映画の収益の50%は東松島市の孤児遺児に寄付され、残りの50%は大西さんの今後の取材経費となります。観ることで東北を応援できます!

お誘い合わせの上、ぜひ写真展と映画上映会におこしください。

■大西暢夫写真展「家族の軌跡〜3.11の記憶から」
会期:2016年2月17日(水)〜28日(日)11:00〜18:00
(休廊 2月22日(月)・23日(火))
入場料:無料
※会場で冊子『東北沿岸600キロ 震災報告』&『3.11の記憶』(各300円)を販売します

■映画「家族の軌跡」上映とトーク
会期:2016年2月27日(土)14:00〜16:30
参加費:1000円(要予約)
※学生、経済的事情のある方500円、高校生以下無料
上映時間:90分
定員:30人(要予約)

家族の軌跡チラシ_表家族の軌跡チラシ_裏

 

 

 

 

 

 

 

 

大西暢夫さんからのメッセージ(映画チラシより一部転載)

「2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、東北沿岸部を取材する日々が今も続いている。
僕らが生きている時代は、これで終わってしまうかもしれないとまで、現場は絶望感に包まれていたことを思い出す。命を亡くした2万人を思う日が続いた。(中略)

自分に置き換えられない現実に寄り添うことが、どれほど難しいことなのか、それを肌で感じてきた。相手の言葉を受け止めるだけが精一杯だった。どうしてもこの記憶や空気感を写真や映像にとどめておきたかった。
僕はカメラマンという記録者だからだ。

ドキュメンタリー映画を作ろうと思ったのは、震災から2年ほど経っていたころだ。(中略)
東北の人たちのひたむきな姿の中に、生きようとする根強さを教えられた。そして、言葉を聞かされる覚悟と、聞いた責任があると思うようになった。」
onishi
大西暢夫さんプロフィール

おおにし・のぶお
写真家。1968年生まれ。本橋成一氏(写真家・映画監督)に師事。作家、チェルノブイリ原発事故で故郷に残る村民にカメラを向けた「ナージャの村」(本橋成一監督)のスチールカメラマンを経て、1998年に独立。25年間の東京での暮らしから、現在は生まれ育った岐阜県揖斐郡池田町に拠点を移す。東日本大震災の直後から、東北へ支援物資を何度も運びながら取材を継続し、映像報告会を行いながら、映画「家族の軌跡 3.11の記憶から」(2016年、90分)を完成。
主な著書に『僕の村の宝物』(情報センター出版局)、『ひとりひとりの人』(精神看護出版)など。写真絵本『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社 第8回日本絵本賞)、『ぶた にく』(幻冬舎エデュケーション 小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞)など。他の映画監督作品に「水になった村」がある。

 


会場:スペースナナ・ギャラリー(アクセス
〒225-0011 横浜市青葉区あざみ野1-21-11
(東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野」駅西口より徒歩6分)
申込み・お問合せ
TEL 045-482-6717 FAX 045-482-6712
E-mail event@spacenana.com