四國五郎・ガタロ師弟展

峠三吉とともに、あの『原爆詩集』を作った四國五郎。広島・基町アパートで清掃員をしながら奇跡の絵を描くガタロ。ふたりはヒロシマを描く師弟でした。

今回、2014年に大好評をいただいた「ガタロ展」の第二弾として、今回も2カ所で『四國五郎・ガタロ師弟展』を開催します。
師の四國の作品は、名作「母子像」「黒い雨」「相生橋」、絵本「おこりじぞう」の現が、知られざる「辻詩」など。
弟子のガタロは、大作「途上の牛」「母」「清掃の具」。世相批評の連作などを展示します。

今回もガタロさん、四國五郎の長男・光さん、アーサー・ビナードさん、木内みどりさんなどの素敵なトークや朗読、パフォーマンスがあります。
ぜひお越しください。

四國五郎・ガタロ 師弟展実行委員会 代表 永田浩三

※トークイベント時は絵の鑑賞はできません。    

急遽、四國五郎さんのご子息四國光さんがスペースナナでお話をしてくださることになりました。
10月末のガタロトークに参加できなかった方、四國五郎さんについてお話を聞きたい方など是非ご参加ください。(11/13追記)

ギャラリートーク(11/18開催 予約受付中)
「シベリア抑留から広島へー四國五郎が表現しつづけたもの」

ゲスト:四國 光さん
絵本『おこりじぞう』の表紙・挿絵で知られる四國五郎さんは、20歳で徴兵されソ満国境で死線をくぐったのちにシベリヤに抑留されますが、シベリアでの3年間密かに書き続けた豆日記を軍靴に隠し、飯盒に彫った収容所の仲間60名近くの名前を塗料で塗りつぶし命がけで持ち帰ります。

帰国して故郷広島の惨状と最愛の弟の被爆死を知り、深い悲しみの中で<広島の記憶>を伝える絵を描き続け、GHQの厳しい言論統制の下、峠三吉と一緒に逮捕を覚悟で手書きのポスター「辻詩」を書いては貼り続け、74年のNHK広島放送局の「市民が描いた原爆の絵」のキャンペーンでは市民の被爆体験を絵にするよう呼び掛け、「広島平和美術展」を立ち上げるなど、<反戦・反核・平和の尊さ>を伝えることにその一生を捧げた人です。

戦場、シベリア抑留での苛酷な体験、原爆投下、という戦争によって引き起こされた悲惨な体験を幾重にも体験された中で、戦争を起こす人間に対する怒りと平和への希求を生涯をかけて表現し続けた四國五郎さんの人生について、ご子息の四國光さんに語っていただきたいと思います。


日時:2017年10月26日(木)〜11月26日(日)11:00〜18:00
会期中の月曜と火曜はすべて休廊日です。
入場料:300円(小・中・高校生無料)
会場:スペースナナアクセス
横浜市青葉区あざみ野1-21-11 TEL:045-482-6717
ギャラリートーク:
1,000円(入場料含む)

11月18日(土)13時〜14時半 四國光※new
10月28日(土)17時〜18時 ガタロ×永田浩三(武蔵大学教授)
10月29日(日)13時〜14時 ガタロ×永田浩三
*各定員30名
*時間は変更になる可能性があります。
ギャラリートークのご予約は、各会場まで、お電話またはメールで。
TEL 045-482-6717
E-mail event@spacenana.com


日時:2017年9月23日(土)〜10月22日(日)11:30〜18:30
10月2日(月)10日(火)16日(月)休廊
入場料:300円(小・中・高校生無料)
会場:ギャラリー古藤アクセス
東京都練馬区栄町9-16 TEL:03-3948-5328
ギャラリートーク:
1,000円(入場料含む)
9月23日(土)17時〜18時 ガタロ×四國光×永田浩三(武蔵大学教授)
9月24日(日)13時〜14時 ガタロ×四國光×永田浩三(武蔵大学教授)
9月27日(水)19時〜20時 アーサー・ビナード「かるた絵と、ガタロの絵」
10月1日(日)15時〜16時 四國光×木内みどり
10月15日(日)15時〜16時 二人芝居 ガタリズム
〜道具目線で作るガタロ像 出演:綾香詳三×稲元洋平
*各定員40名
*時間は変更になる可能性があります。
ギャラリートークのご予約は、各会場まで、お電話またはメールで。
TEL 03-3948-5328
E-mail fwge7555@mb.infoweb.ne.jp


四國五郎 広島県生まれ(1924~2014)。
画家・詩人。シベリア抑留からの帰還後に弟の被爆死を知り、無念の思いで生涯をかけて反戦・反核、平和の尊さを描き続けた。絵本『おこりじぞう』の表紙挿絵、逮捕を覚悟で「辻詩」を共に作った峠三吉の『原爆詩集』の表紙装画等で知られる。「広島平和美術展」の設立や、NHK「市民が描いた原爆の絵」公募の尽力など後世に遺したものは大きい。

 

 

ガタロ 1949年広島県生まれ。
基町アパートの清掃員の仕事をしながら絵を描き続ける。NHK『捨てられしものを描き続けて— “清掃員画家”ガタロの30年』で大きな反響を呼ぶ。四國五郎さんを「師」と呼び、親しく交流を続けた。

 

 


チラシ表

チラシ裏

 

 

 

 

 

主催 四國五郎・ガタロ 師弟展実行委員会