2/17(木)〜2/27(日)写真展 萌の子どもたち〜医療的ケアの必要な子どもとの暮らし

昨年「医療的ケア児支援法」が施行されましたが、もっと多くの方々に “医療的ケア児” について知っていただき応援していただきたくて、写真展を開催します。

障がい児のための訪問看護・ヘルパー派遣などを行っている「NPO法人レスパイト・ケアサービス萌」の利用者である医療的ケア児たち、そのご家族と萌のスタッフの日常を撮り続けた写真展です。

コロナ禍のなかでの開催ですが、できるだけ多くの方に見ていただき、“医療的ケア児” や支えるご家族にとってより生きやすい社会や地域になることを願っています。ぜひお立ち寄りください。

日時:2022年2月17日(木)〜2月27日(日)11:00〜16:00 (月・火お休み)


zoomオンライントーク

こどもハッシン!    呼吸器生活向上Project

戸塚区にある東俣野特別支援学校には、人工呼吸器や喀痰吸引などの医療的ケアが必要な児童が在籍しています。呼吸器をつけてストレッチャーで学校に通う中学三年生の“ゆう” くん。

教室で付き添いをずっと続けてきたお母さんのたかこさんは、同じように呼吸器をつけた子どもをもつ保護者たちと<呼吸器生活向上委員会>を結成し、呼吸器を必要とするこどもたちと保護者が学校でも必要な支援が受けられるよう活動してきました。

昨年からはようやく市の教育委員会のモデル事業として訪問看護師が学校に派遣されることになり別室での待機期間を経て、昨年末やっと付き添いからも解放されました。しかし、この試みは迅速な広がりを期待できないのが現状です。

その傍ら、スタートしたのが医療的ケアを必要とする子どもたちが“発進(信)” する機会をつくり、医療と共に暮らす子どもたちのことを知ってもらい支援者の輪を広げていくプロジェクト『こどもハッシン!-呼吸器生活向上Project-』です。〔横浜市庁舎見学ツアー〕を企画し車いすやストレッチャーで議事堂を見学したり、 東京藝術大学とヤマハ株式会社が開発した指一本で豊かな演奏ができる〔だれでもピアノ〕を演奏したりしました。

子どもたちが自分でハッシンし、新たな世界で可能性を広げていくこのプロジェクトのわくわくする未来について、たか子さんに語っていただきます。

日時:2022年2月20日(日)14:00〜16:00
参加費:無料
トークゲスト:鈴木妙佳子(たかこ)さん
(横浜市立東俣野特別支援学校 こどもハッシン! ー呼吸器生活向上Project ー代表)
聞き手:中畝治子(なかうねはるこ)さん
(NPO 法人レスパイト・ケアサービス萌 代表理事)
定員:20名(先着順)
会場:スペースナナ
申込み・お問合せ
以下をご記入し、メールでお申込みください。
参加を受け付けた方に後日Zoomの案内をお伝えします。
(1)お名前
(2)所属
(3)メールアドレス
TEL 045-482-6717 FAX 045-482-6712
E-mail spacenana@gmail.com
主催:NPO法人スペースナナ
協力:NPO法人レスパイトケアサービス萌
★おことわり★
・通信環境やソフトの使い方などのお問い合わせには対応しかねます。

*医療的ケア児*
医療技術の発達で、命は救われても医療的ケア(人工呼吸器、胃ろう等を利用し、たんの吸引や経管栄養等)を日常的に必要とする子どもたちが全国に2万人以上いると推定されています。保育園、幼稚園、学校への受け入れは中々進んでおらず、在宅生活を支える家族の負担は大変重い状況です。

*NPO 法人レスパイト・ケアサービス萌*
レスパイト・ケアサービス萌は障害のある子どもたちや医療的ケア児の在宅生活のQOL の向上を願い、訪問看護、ヘルパー派遣、相談事業等を行っています。「ご家族のほっと一息お手伝いします」を合言葉に、ご家族と協力して子供たちの生活支援をしています。
https://npo-respitemoe.houmon.shafuku.com